【読者メモ】図解 大学受験の神様が教える記憶法大全

最近めっきり記憶力が低下してるので読んでみた。

■PART1 記憶のメカニズムを知ろう

- 年をとると物覚えが悪くなるは思い込み。
単純な丸暗記は子供のほうが得意だが、大人は経験や自分なりの理解を加えて覚えることができる。

- 記憶とは「覚える(記銘)」「覚えたことを保つ(保持)」「思い出す(想起)」の3ステップで考える。
想起には勝手に思い出す「再生記憶」と意図的に思い出そうとする「再認記憶」があり、いわゆる記憶力は「再認記憶」がうまく機能するかどうかにかかっている。

- 記憶のポイントは1.すぐ忘れないように繰り返しインプットすること、2.必要なときに情報が取り出せるよう定期的にアウトプットすること。

- 記憶は起きている間どんどん上書きされていくため、必要な情報が想起しにくくなる。
これを軽減する方法は1.一気にではなく数回に分けて覚える、2.繰り返し記憶する、3.余計なことは覚えないこと。

- 社会人になっても学生時代と同じ記憶法は可能だが、効率よく記憶するためには、1.覚える目的をはっきりさせることで、2.関心興味がわいて、3.自然と注意力が働き脳が勝手に必要な情報を集めはじめる。

- 寝ている間脳は日中働いていた脳の修復をしたり、日中記憶したことを定着させることをしているため、個人差はあるものの一般的には6〜7時間の睡眠をとることが必要。

- 記憶の効率を高めるこつは「イメージづけ」と「関連づけ」1.五感、2.誇張、3.リズムや動き、4.色、5.数字、6.記号、7.順番とパターン、8.魅力的なイメージ、9.ユーモア、10.ポジティブなイメージを活用する。


■PART2 仕事に活かせる!社会人のための記憶術

いくつか抜粋
・目的を明確にいかに関心や好奇心をもつか
・むやみやたらと暗記するより理解して覚える
・書く書く書く、もしくはSNSで情報発信
・メモはポイントやキーワードを矢印や囲みで整理
・復習復習復習、1日後1週間後半年後
・ストーリーで覚える
・音読音読音読、目で読み声に出し耳で聞く
・数字は7桁までしか覚えられないので区切って語呂合わせ
・睡眠はしっかりとる
・類似情報はまとめたほうが覚えやすい
・内容を大中小で考える
・思い出すヒントを用意しておく


■PART3 想起力を高める記憶法

- 記憶とは「記銘」「保持」「想起」の3ステップ。年を重ねるごとに重要になってくるのが「想起」いつでも必要なときに必要な情報を引っ張り出せるか!
アウトプットを目的にインプットする「いつどこで使うか」「何と関連づけて覚えればよいか」

- 名前は付加情報とセットで。大人になるほど付加情報が格段に増加。付加情報にも優先順位をつける。優先順位の付加情報は捨てる。

- 名前を忘れないこつは1.声に出す、2.意識して復習、3.そのときの資格情報とセットで覚える、4.メールの宛名や書類に相手の名前社名役職を毎回書いて付加情報を合わせて覚える

- 子供は意味記憶、大人はエピソード記憶

- 記憶定着のステップは1.注目、2.よく理解、3.セットで覚える、復習、練習(リハーサル等)

- リハーサルをして想起力を上げるトレーニング(日本人は怠りがち)

- 思い出すきっかけとなる情報は多いほうがよい。セットで覚えた情報は流れつながりを意識してスムーズに取り出せるよう整理しておく

- アウトプットの機会をとにかく増やす。場数を踏めば緊張が減り想起力も上がる。

- そのまま覚えるよりも自分なりに加工することで情報の価値が増す「周辺情報とくっつける」「エピソードで記憶する」スピーチなどのアウトプットは「シナリオ」を必ず用意する。面白いと思ってもらえる工夫、伝わる工夫。


■PART4 記憶力トレーニング

(割愛)


日頃の心構えを変えて、出来そうなとこからやってみよう。