【読書】やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学

はじめに

目標を達成できるかどうか 

= 目標を達成できる人の思考や行動(9つの習慣)を持っているかどうか

「あたりまえで簡単に実行できること」だが「あたりまえに実行されていないこと」

 

第1章 目標に具体性を与える

どうなったら成功なのか?成功の状態を明確にする

「目標を達成した時の感情」「そのときの様子や状況」「そこまでの障害」をイメージ

今との差(コントラスト)を明確にする

目標達成のために「やるべきこと」を具体化する

 

まとめ

1.目標を紙に書く 2.どうなったら「目標達成か」考える 3.目標を書き直す

 

第2章 目標達成への行動計画をつくる

着実に実行するため「いつ何をやるか」を予定表に入れておく

if-then(もしこうなったら、こうする)をはっきり決めておく

 

まとめ

1.すべきことを明確にする 2.「いつ」「どんな時に」行動に移すか考える

3.if-thenプランニングに落とし込む 4.何が障害になるか考える

5.障害への対処を考える 6.もう一度if-thenプランニングを考える

 

第3章 目標達成までの距離を意識する

日々どれだけ進んだのかを意識する

そのために定期的にフィードバックを得て目標に正しく向かっているか確認する

「これまで思考(どこまでやったか)」と「これから思考(あとどれだけやらないといけないか)」の2つの視点のうち、後者を重視したほうがモチベーションを上げやすい

 

まとめ

1.どの程度の頻度でフィードバックを得るか 2.フィードバックの予定を立てる

3.「これから思考」で目標までの距離を考える

 

第4章 現実的楽観主義者になる

目標は達成できると信じることは大切だが、簡単に達成できると考えてはいけない

「現実的な楽観主義者」とは「成功を望み、それに相応しい努力をする人」

覚悟を決め、詳細なプランを立て、正しい戦略を練って、成功を掴むまで努力

「不安」に思い成功への「障害」を探すことは成功への大切なステップ

自分の前にある課題や困難から逃げず、しっかり見つめること

成功するまでのステップと取るべき行動をビジュアリゼーションすること

 

第5章 「成長すること」に集中する

能力は努力次第で伸ばせる

「今、何ができるか」ではなく「これから、何ができるようになりたいか

失敗してもいい」と開き直る

「証明ゴール(今できること)」より「成長ゴール(できるようにする)

「興味をもつ」ことが大事

 

まとめ

1.焦らない、完璧主義にならない 2.助けを求める 3.他人と比べない

 

第6章「やる抜く力」を持つ

能力は経験や努力を重ねることで高めることができる(拡張的知能観

失敗は「努力不足」「戦略を間違えた」「プラン不足」など努力や行動が原因

 

まとめ

1.苦手とすることを振り返る 2.自分の思い込みを注意深く観察

 

第7章 筋肉を鍛えるように意志力を鍛える

気の進まないことをして、意志力を鍛える

取り組む価値があると思い続ける

挑戦するには「誘惑に打ち勝つ」必要がある

今すぐ意志力を回復させたい場合は「意志力が強い人」を思い浮かべる

意志力が弱まったら自分にご褒美をあげる

定期的に刺激を与えることでどんどん意志力が強くなる

 

まとめ

1.意志力は有限 2.意志力を特効薬で回復 3.意志力を日々の訓練で鍛える

 

第8章 自分を追い込まない

2つの困難な目標に同時に取り組まない

どんな目標でもできるだけ簡単な方法を見つける

自分の意志力を過大評価しない

 

まとめ

1.誘惑と会う場所と時間を把握 2.大きな目標は1つ 3.やめるなら一気に

 

第9章 「やめるべきこと」よりも「やるべきこと」に集中する

行動を変えたいなら「やめたいこと」ではなく「やりたいこと」「やるべきこと」

「好ましくない行動」を防ぐには具体的な「代替行動」を目標にする

 

まとめ

1.「〜しない」という目標を「〜する」に変える 

2.「〜する」という目標をif-thenプランする